学生のみなさんへ

新聞報道にもあるように、相次ぐ県内での発症者（移入例）の確認に加え米軍基地内で多数のコロナ感染者が判明しました。沖縄県はまだ非常事態宣言や休業要請を出していませんが、本学の活動制限指針に照らし、レベル２（県内発症者あり）へのレベル変更を行うことが本日7月13日の危機対策本部会議で決定されました。
みなさんには、また不便をかけてしまうのですが、このレベル変更を受け、明日7月14日火曜日から、演習?実習?実技?実験等を除いた一般の授業はすべて遠隔に切り替わることになります。

これから学期末を迎え、テストが予定されている授業もあります。そのため、2週間後の7月27日に、再度、県内の状況を見て、遠隔のままで学期末を迎えるのか、もう一度テストなどを対面で行えるのかの判定を行い、みなさんにお知らせします。ただ、コロナの感染者が増加した場合などは、このまま遠隔を続ける形で学期末を迎えることになるかもしれません。私たち教員にとっても初めての事態であり、どのように対応すべきか、まだ検討中のこともあります。テストの方法などは、各先生方から通知が行くと思いますので、見逃さないように気を付けてください。また、このような事態を受けて、夏休み中に補講のある授業もあると思います。夏休みの予定を立てる際は、そのようなことも念頭においてください。
なお、サークル活動などについても、あらためて制限がかかることになります。こちらは、改めて学生支援課のほうからみなさんへ通知があると思います。

対面授業が再開され、せっかくリズムができたところで、このような措置を取らざるを得ないことが、残念でたまりません。みなさんにも負担をかけることになってしまいますが、安全確保のため、ご協力をお願いします。
米軍基地からのコロナ感染の可能性だけでなく、県外からの人の移動に伴うコロナ感染の広まりも十分に可能性があります。どこで、いつ、感染してもおかしくないといえるかもしれません。十分に衛生管理、体調管理に気を付けていただくとともに、万一体調に不安を感じたら、医療機関や大学に、すぐに相談をしてください。

2020年7月13日
学長　盛口　満