ピカリと輝く沖大生?創部50年目のサッカー部主将!(経法商学科3年次 石田康太さん)
ピカリと輝く沖大生?
夢に向かってがんばっている学生を紹介する『ピカリと輝く沖大生!』企画。今回は、創部50年目の節目の年に主将を務め、3年ぶりに九州大学リーグ2部昇格を成し遂げた、石田康太さんを紹介します。石田さんは千葉県出身で高校時代は茨城にあるサッカーの強豪校、鹿島学園に所属していました。沖縄での大学生活、そして次年度に向けてのサッカー部の目標等についてお話しを伺いました。
Q入学から3年、サッカー部の活動を振り返って
昨年も2部昇格を目指し頑張ってきましたが叶わなかったので、今年にかける思いはチーム全員とても強かったです。リーグ戦に向け調整していたのに、今年は新型コロナウイルスの影響で約2か月練習ができず、開幕後の調整や部員の体調管理にも人一倍気を配って臨んだ一年でした。自分自身も外出を控えたり、部員にも場所を考えて行動するようにと声かけを欠かさなかったです。なので、11月に行われた九州各県大学リーグ決勝大会の準決勝で勝利した日、嬉しかったと同時にほっとした自分がいました。
キャプテンとして大変だったことは、選手それぞれの相談に乗ったり、練習メニューを考えたりすることに加えて2部へ昇格しなければならない結果も出さないといけないとのことで、プレッシャーは大きかったです。練習中も人一倍声を出してきました。4年次の先輩たちがサポートしてくれて、チームの雰囲気づくり等も助けてくれました。最後の試合に先輩は泣いていて「昇格できてよかった、ありがとう」と声をかけてくれたんで、4年次の最後の試合に結果が出せて本当に良かったと感じました。備瀬監督もすごく泣いていました。その様子をみて、全員の目標2部昇格が果たせて、本当に良かったとも思いました。先輩、監督、コーチ、みんなに感謝です。
Q石田さんのこれまでのサッカー人生について
小学校3年生のときにサッカーをはじめて、高校進学時には7校からスカウトがきました。高校はレベルの高い中でやりたかったですし、そのなかで自分のやりたいパスサッカーができるのではないかと茨城にある鹿島学園高校に進学を決めました。
ただ、高校入学後は徐々に自分のやりたいサッカーとは違ってきて、縦社会の厳しさや寮生活で厳しさの中、サッカーを辞めたいと思い、高校3年のインターハイが終わった後にはサッカーを辞めようと決意していました。でも、サッカーしかやってこなかったので、大学受検のための勉強も間に合わないなか、今後の進路に悩みました。そんなときに母から「関東の大学に行くよりは沖縄などで大学生活を送るのもよいのではないか」というアドバイスがあり、沖縄大学へ資料請求の電話をしたんです。それが僕の今に繋がっています。そのとき対応してくださった職員さんが、サッカー部の監督だったこともあり、沖縄でチャレンジしてみようと進学することになったんです。
沖縄大学に進学してよかったと思います。大学生活はとても楽しく充実しています。沖縄の文化や人の優しさ温かさが自分にはあっていて、サッカー部の活動も自由にのびのびできています。
Q将来の目標や夢について-
将来は指導者として小学生に教え、自分のサッカーチームを持ちたいなと思っています。出身が千葉の田舎のほうなので、地元に戻り、将来を担うこどもたちの夢を支えることができたらなと考えています。そのためにも、大学最後の1年となる来年は、九州リーグ2部で良いプレーをすることが今後のサッカー人生にも影響を与えると思うので大事な一年になると思っています。
来年は九州1部リーグへ昇格を目指して、チームとしては新スタートをきりました。新キャプテンに引継ぎ、これからは新キャプテンをサポートしつつ、プレー面だけでなく生活面も引っ張っていきたいとは思います。