『オキダイで20歳に!⑧』就職支援課 上原将司課長
沖縄大学で20歳を迎える新成人たちを今週は紹介しています。学生だけではなく、沖縄大学に勤めて20年の節目を迎えた教職員にもお話しを伺いました。
最終回となる8回目は、学生部就職支援課、上原将司課長に沖縄大学での20年を振り返っていただきました。
20年前、最初に感じた沖縄大学の印象について
小さな大学だなととは感じました。20年経ち、建物が新しくなって立派になってきましたね。
自分の大学時代は大学職員と接することがなかったからか、沖縄大学は職員と学生が関わる場面が多く、学生と話せる状況に驚きも感じました。
最初は経理課に5年配属され、大学全体のお金の流れがわかりとても貴重な5年間だったと感じています。学生が納める学費、補助金等の仕組みを理解すると、大学職員としてきちんと働かないといけないという意識にもつながりました。
現職、就職支援課課長として感じていること
昨年からの新型コロナウイルスの影響で世の中が様変わりし、希望する仕事が採用中止になった学生を見ると、簡単にはなにも言葉をかけられないです。ただ、目立たないけど地道な仕事を請負う企業はそれほどコロナ禍の影響を受けていない状況もあり、学生には、目につかないことに気づいてほしいなとも感じています。
沖縄大学に勤めてよかったこと
出会いがあったことですかね。結婚も含めて。
学生部にはトータルで11年になりますが、奨学金関係や就職支援で関わった卒業生とはいまでも連絡をとっています。
軟式野球部の監督を務めていることで、全日本野球連盟に知人ができたり、いろいろな人と知り合いになれたことも財産です。
職場の先輩、仲間に恵まれているなと思います。沖縄大学の職員は優等生タイプが非常に多くて、みんなふざけないから、私が(お笑い担当を)努めないといけないんです。面白い職員が入ってきたらこの席(お笑い担当)は譲ってもいいかなとずっと思っているんですが、まだまだお眼鏡にかなう人がいませんね。
沖縄大学へ期待すること
良さを理解しているので、今のままで良いかなと思います。
これから沖縄大学でやりたいことは
以前はFECサークルがあったんです。またお笑いサークルを創って、O-1グランプリでグランプリを獲らせたいなと思います。
笑いは大事だなと日々思うんです。雰囲気づくり大事です。コロナ禍も沈む気持ちを笑顔で笑いで変えていきたいなと日々思っています。
暗いニュースが多い中で、いろいろな人に笑っていただく、沖大を盛り上げていきたいなというのが20年目の目標です。
メッセージ
20年といえでも、前半戦が終わったくらいです。あと20年くらい沖縄大学にいますので、よろしくお願いします。
上原さんをよく知る、田代真紀総務課長から一言!
上原さんとは学生支援課、総務課で一緒に仕事をしてきました。周りへ気配りをし、仕事は迅速にこなす、優秀な職員だと思っています。一緒に仕事をするとわかりますが、さりげなくサポートしてくれて、チームワークを感じることができる人です。
また、文才にも長けていて、その頃の卒業式の学長特別賞等の表彰状の文面を作成していたのは上原さんです。式典で読み上げられた際、泣きそうになるくらい感動しました。受賞者の卒業生が、「自分を励ましてくれるこの賞状は私の一生の宝物です」と話していたことが今でも忘れられません。これだけ褒めれば、オッケーですか?上原さん。