2021.01.25#イベント
第572回土曜教養講座1月23日(土)「 コロナの影響から子どもをどう守るのか」
2021年1月23日、『コロナの影響から子どもをどう守るのか』をテーマに、土曜教養講座がオンラインで開催されました。
講座では、2020年5月に行われたコロナ感染症の県民への影響に関して琉球新報社が実施した「生活調査」と沖縄タイムス社が実施した「親子調査」について、担当記者が詳細な解説を行いました。
また本学経法商学科、島袋隆志教授からは県内企業の動向の報告を行い、55名の視聴がありました。
■視聴者からのご感想
- 面白かった(40代学校関係者)
- 大変参考になりました。いろんなアンケートの結果を示していただいて、私自身はコロナによって収入が減ったということもなく、恵まれている環境にいるなと感じました。一方で、すぐ近くには切羽詰まった世帯や子ども達がいると思うととても辛い気持ちになりました。課題解決に向けて、具体的にアクションしていかないといけないと再認識しました。できることから始めたいと思います。ありがとうございました。(40代)
- 急遽、断れない来客があり、集中できず。(60代公務員)
- 県内のコロナによる影響を数値と共に知ることができたのは勉強になった。テーマのコロナによる影響からどのように守るのかと言う話はあまり具体的ではないように感じた。自分が実際にどのように行動すれば良いかと考えながら聞いていたので少し物足りなく感じた(20代学生)
- もう少し時間短縮した進行が必要で最後まで拝聴出来なかった。また、本題である子どもたちをどう守るかの具体的な行動論議がなかったのが少し残念であった。(70代学校関係者)
- 用事があり途中からの参加でしたが、コロナ禍での生の情報が聞けてよかったです。(50代)
- 新聞の調査報道を拝見して気になっていたのでシンポジウムを拝聴し、記者の方々の解説で理解を深めることができました。加えて島袋先生の沖縄県内企業の動向の報告から、構造的な低賃金、不安定雇用の状況、保護者の雇用状況が子どもたちの状況に直結していることを伺い知ることができました。従来からある沖縄が抱える諸問題がコロナ禍にあってより顕著になっただけで、問題の解決を先送りにしてきたことで状況がより悪化してきているのではないかと考えさせられました。 オンラインでの開催は非常にタフな労力を要したのではないかと思われますが、地域研究所スタッフの方もお疲れ様でした。非常に有意義なテーマでこのようなシンポジウムを開催してくださりありがとうございました。(40代学校関係者)
- 内容も時間も充実していて満足感がありました。(30代学校関係者)
- 沖縄及び沖縄大にとってよい企画。自由記述もよいが、子どもや教員の声を具体的に聞きたかった。たとえば、学校外の遊びは、どこで誰と何をしていたのか。学校が再開されたとき、何がうれしかったか。それはどうしてか。コロナ禍においては、子どもの最善の利益は何だったのか。コロナ禍における各学校の特別な教育課程づくりはあったのかなかったのか。その場合、それはどうしてか。コロナ禍で全国学力テストを行ったことは、教員や子どもたちにどのような意味と影響があったのか。保護者は、そのことをどのように評価しているのか。以上のような点にまで踏み込んだ報告と論議になるとさらによいものになったと思う。それと、パネリストに子どもを呼んでもよかったのではないか。成果としては、コロナにより、営業の自粛、バイトや職業の解雇、オンライン環境の不十分さが明確となり、貧困の度合いがより一層増したこと、それで悩んでいる親の姿や表情を見て、子どもにも大きなストレスや不安を覚えさせていることが分かったことである。関係者の努力に拍手です。(70代学校関係者)
- 「コロナの影響から子どもをどう守るのか」のタイトルに惹かれて参加させていただきました。「答えを教えて欲しい!」と、強く思いながら聴いていました。しかし、一人ひとりが、それぞれの立場で考え、意識を変え、できることから行動していくことが大切なのですね。 コロナ以前から、特に女性労働者が働きやすいように、企業内保育や学童保育を実施していること等がヒントになりました。 「エッセンシャルワーカー」って、医師や看護師、介護士など、生命や健康に関わる人たちだけと聞こえますが、日常生活を送るために欠かせない仕事って、多様な職種があり、簡単に止めるわけにいきませんよね。人が生きるために必要な営みを女性だけに押し付け、「人「」としてではなく「労働力「」として扱い、安く買いたたき、搾り取る等というシステムこそが「新自由主義」でしょうか!?新しいリベラルを求めるために、仲間とつながっていきたいと思います。 オンライン講座でしたので、集中力が続かず、途中、コーヒーを淹れ飲みながらでしたが学びました。企画をありがとうございました。(60代)
- 実際に聞きたかったけど、コロナ禍でこの話が色々な職業の方から聞けたのはとてもいい機会でした。もう少しコロナ禍での子どもたちとの付き合い方を考えたいと思いました。(20代学生)
- 私の周囲はあまりコロナによる収入の影響がなく、困難に直面している人が見えにくかったため、今回の講座で実情を知ることができて良かったです。私もできる支援をして、またアフターコロナの価値観にアンテナを立てていきたいです。(20代)
- 初めて参加させていただきました。こういう学びの場があるのは知りませんでした。それを知れただけでも嬉しいです。 また、自宅から気軽に参加することができたこともすごくよかったです。 開催にあたり、色々な準備や段取り、ありがとうございました。(40代会社員)
- 沖縄県のコロナ禍のもと子ども達の置かれた実情が直接伺え勉強になりました。(70代学校関係者)
- データーなどを元に子どもたちの社会的な部分は見ることが出来たが、具体的な子ども支援に関する言及が少なかったので、そのあたりも深めて聞ければと思いました。本日の新報とタイムスも拝読しましたので、また生日を深めていければと思います。(40代学校関係者)
- 良かったです。全体のスケジュールが長かったのかなと。別件があって途中退席させていただきました。すみませんでした(50代)
- 振り返りばかりで何かもの足りないなと感じました、これからもっと沖縄の経済が冷え切るなかで現在も困っている子供達がいる。 その子供達に対して大人として何ができるのか、社会として何ができるのか、どんな可能性があるのかなどもう少し掘り下げて欲しかったと思います。(40代)
- 雑音による集中力の低下が起こり少し残念な場面もありました。子どもの心身への影響(子どもの声、教員?保育士?小児科医などの声)をもっと知りたいと思いました。記者さんたちのご自身の生活への影響と工夫していらっしゃることのご発表は、とても前向きな生活者のモデルとして印象的でした。(50代学校関係者)
- 冒頭に当日の流れをご説明いただけるとありがたかったです。 別件のため、途中までしか拝見できなかったのですが、当日の動画をyoutube等で配信していただけるとありがたいです(当日参加できなかった人にも見ていただけるので、取り組みが広まるのではないかとも思います)。(40代)
- 冒頭に当日の流れをご説明いただけるとありがたかったです。 別件のため、途中までしか拝見できなかったのですが、当日の動画をyoutube等で配信していただけるとありがたいです(当日参加できなかった人にも見ていただけるので、取り組みが広まるのではないかとも思います)。。(30代)
- 企画および内容は評価できる。時間が長いこと、ノイズが多く集中して視聴できなかった。(60代学校関係者)
- 人々の感想を確認することが出来て良かったです。今後も参加したいと思います。(50代)
- もう少し時間短縮した進行が必要で最後まで拝聴出来なかった。また、本題である子どもたちをどう守るかの具体的な行動論議がなかったのが少し残念であった。(70代)
琉球新報 黒田華記者
沖縄タイムス 新垣綾子記者
「コロナの影響から子どもをどう守るのか」
オンライン講座
沖縄タイムス社?琉球新報社?沖縄大学地域研究所 共催
13:30 開会 趣旨説明 沖縄大学 山野
13:45 報告「生活調査から見えたもの」 琉球新報社 黒田記者
14:15 報告「親子調査から見えたもの」 沖縄タイムス社 新垣記者
14:45 講演「沖縄の企業とコロナの影響」 沖縄大学 島袋
15:15 休憩
15:30 シンポジウム
「コロナの影響から子どもをどう守るのか」
16:30 フロア討論(質疑応答)
17:00 閉会