旬の食材を捨てることなく使い切ろう!SDGs的レシピを学びあう調理体験
2021年2月17日、『旬の食材を捨てることなく使い切ろう!SDGs的レシピを学びあう調理体験』と題して、管理栄養学科2年次の寺崎絵里亜さんが立案したチャレンジ沖大生企画の調理体験が行われました。(チャレンジ沖大生とは共に取り組み、語り合い、学び合う大学とするため、学生から企画を募集し、その実施をサポートする取り組みです。今年は4件の応募がありました。)
寺崎さんは同じ沖縄大学の他学科の学生が、朝ご飯を抜いていたり栄養のバランスを考えずに食事していることを知り、大学生に向けた食育の取り組みができないかと考えて実践したもので、この日は管理栄養学科の他に福祉文化学科社会福祉専攻の学生たち18人が参加し調理を体験しました。また、環境に配慮し、SDGsの考えを取り入れたイベントにしようと廃棄物をゼロに、皮をむかずに旬の野菜を無駄なく使うレシピを考案したり、地産地消の観点から大学近隣の農地で無農薬栽培に取り組む農家さんの紹介や野菜を使ったりと、イベントテーマを設定し取り組んでいました。
寺崎さんは「私たちの足元から食を見つめなおす大学生の食育ができたらと企画しました。先週のひとり親世帯への無料配布弁当のメニューを踏襲して、廃棄物をゼロにしようと皮や葉っぱをすべて食べるようにレシピに再考しています。食べることに興味をもってもらい栄養や環境に配慮した食育を楽しく学べる取り組みを継続させていきたいと思っています」と今後の抱負も語ってくれました。
参加した福祉文化学科の学生からは「管理栄養学科に憧れをもっていたのでこのように交流しながら、食について学べてとても良い体験ができました。福祉の科目にも興味を持ってくれているなどもわかり、嬉しくも感じました。コロナ禍の中での調理体験だったので、定員の制限などがありますが、他の学生も絶対参加したいイベントだと思うので、今後も継続して開催してもらえたらと思います」と感想を述べていました。
SDGsについてスライドで説明を行いました。
使用する野菜を育てている農家さんからのメッセージビデオも上映。
キャベツとブロッコリーの蒸し野菜、アンデスレッドとベーコンのソテー、ハンバーグ、チクワと島らっきょうの味噌バター炒め、五穀米
実行委員メンバー(左から:管理栄養学科2年次:橘有佑実さん、寺崎絵里亜さん、澤岻安紋さん、福祉文化学科3年次:橋口風伍さん)