2022.04.28#その他
VRを使って台湾の大学と合同授業『サバイバル中国語』
4月25日、渡邉ゆきこ先生が担当するサバイバル中国語の講義では、台湾にある輔仁大學との合同授業が行われました。
これはVR空間を利用して行う合同授業で、沖縄大学と輔仁大学のメンバーが6つのグループに分かれ、交流会(講義以外の時間を活用)を2週間に1回のペースで行っていき、課題を仕上げていく予定となっています。交流会では、毎回前半は日本語の時間、後半は中国語の時間として、毎回両方の言語で相互にインタビューを行い、両大学の学生の日本語と中国語の言語運用能力の向上と相互の文化理解を目指します。
初めての顔合わせとなったこの日は、沖縄大学の学生13名、輔仁大學32名の自己紹介が行われた後に、今後の学生のミッションについての説明が渡邉先生から中国語で行われました。
VRを利用した語学講義の可能性について研究を進めている国際コミュニケーション学科教授の渡邉先生は、国内や海外から依頼を受けセミナーの講師や講演活動を行っていて、その縁で、輔仁大學の楊錦昌教授より交流授業を一緒にできないかとの提案があり、今回の合同講義が実現しました。
1回目のミッションは、VR空間に集まって相手側の大学の学生の家族構成や家族の職業などをインタビューし合い、その内容を沖縄大学の学生は中国語、輔仁大の学生は日本語でまとめ、互いに意見交換や添削し合ってレポートを完成させるという内容となっています。7月までの日程で6回のミッションを熟していきます。
コロナ禍、留学が難しい状況でも、異文化体験が体感できるとあって、両大学の学生たちは、VR空間内でアバターを通しての交流を楽しんでいました。