管理栄養学科 新垣慶子先生のゼミ生が中心となり活動している子ども食堂支援の取り組み、毎月お弁当作りのサポートや昨年は子ども食堂利用者や施設の方々が簡単においしく作れるレシピ、『「国場555（沖大）から発信する子ども食堂お助けメニュー』を考案し、動画作成等を行ってきました。今年度はレシピを多くの方に活用してもらえるようにと学生たちが取り組んでいます。

2022年10月8日は、那覇市社会福祉協議会　「子どもと地域をつなぐサポートセンター糸」の協力を得て、那覇市福祉協議会1階調理実習室で４つの子ども食堂（ほのぼのカフェ、のびのび広場(ゆんたく食堂)、こどもの居場所こばんち、むつみふれあい広場から、14名が参加）の子ども達を招いて、調理実習を行いました。

メニューは考案レシピでもお馴染みのカラーライス、シチュー、ハヤシライス、煮物、具沢さんみそ汁を作りました。

参加した子供たちからは、「楽しく作れて、おいしかった」との声や、子ども食堂を運営している方からは、「私達の子ども食堂に学生が来てもらい、ヤングケアラーとよばれる本当に支援を必要としている子どもたちへ簡単に作れるこの料理をぜひ教えてほしい」との声が寄せられていました。

4年次の大城 萌音さん、糸満 由衣さん、安里 緋彩さんは、これまでに子ども食堂の現状を把握するため調査を行っていて、今後はどのような支援が必要かや、考案レシピの動画を広く活用してもらえるように等、卒業研究としてまとめる予定です。