【新型コロナ】新型コロナウイルス感染拡大防止に関する学長メッセージ
沖縄大学(以下,本学)では、2020年度に「新型コロナウイルス感染拡大防止にともなう本学の指針?及びガイドライン」を策定し、試行錯誤を繰り返しながらも、通常とは異なる授業運営にも取り組んできました。特に、沖縄県は全国的にも多くの感染者が出たことで授業はもちろんのこと、課外活動やゼミ活動、日常生活も大きく制限されてきました。本学では、学生や教職員の健康と安全を保持することを第一としつつも、大学という場における教育と研究の両立も行ってきました。
その結果、皆様の協力もあり本学内での大規模な集団感染は発生せず、安定した教育や研究活動を行うことができています。しかしながら、これまでの事例が示すように、感染拡大の波が何度も起きており、そのたびに多くの制限がなされております。新型コロナウイルス感染症は、まだ収束しているとはいえる状況ではなく、感染拡大への警戒が必要です。
その中で、第8波への警戒とともに季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されており、例年以上に感染拡大への警戒が必要になっています。また、新型コロナウイルスワクチンやインフルエンザワクチンの同時接種についても呼びかけがなされております。ワクチンの接種は、感染を防ぐことや重症化の予防につながるとも言われています。大学としては、基本的な感染防止対策を徹底した上で出来る限り、制限をかけずに教育研究活動を行っていきたいと考えております。そのためには、皆さんの協力が必要不可欠です。お互いの健康を守るためにも、大学での活動を継続するためにも一人一人の感染拡大防止に向けた行動が求められています。
地域のため、未来のため、自ら考えていく力を養う沖縄大学での学びを、コロナ禍の今、実践してほしいと切に願っています。
皆さんが少しでも充実した大学生活を過ごせるよう努力して参りたいと思います。
2022年11月28日
沖縄大学
学長 山代 寛