２月２日、第７回目となる「こども文化学会」が開催、同窓会館で開催されました。

会では、学会の決算報告や山代寛学長、棚原勝也同窓会長の挨拶も行われ、昨年開催された沖大付属小中学校の発表会（６ゼミ）、松尾理沙ゼミの久米島での活動報告が行われました。

この日のメインイベントは今年度で退官される池間生子先生の最終講義です。「次世代を担う君たちへ」と題して、池間先生の４０年に及ぶキャリアのなかで考えていたことや感じたことについてお話いただきました。４０代に味わった試練や、校長職を退いても挑戦し続けたこと等、いつも笑顔で元気な池間先生からは想像できない教員時代の葛藤についての講話に、真剣なまなざしで話を聞く学生や卒業生の姿がありました。

先生から贈られた言葉は「自分の居場所は自分でつくる！」、「相手を知り！自分を知り、やらはなければならないことを考える」、これから教職に就く学生たちだけでなく、働くうえで大事な心意気を認識する貴重な時間となりました。

池間先生が教員採用試験対策の担当を務められてから約１０年、沖縄大学は現役で教員採用試験に合格する学生が年々増え、教職の現場に多くの卒業生を輩出し、「教職の沖大」というブランド力を高めることができました。池間先生の指導を受け継いだ学生や卒業生たちが、多くの子どもたちの成長に寄り添って、教育界を引っ張っていくことを願いつつ、池間先生の更なる活躍を期待しています！池間先生、本当にお疲れ様でした！