「スポーツに正解はない!」特別講義 上原浩治(元プロ野球選手)さん
6月29日1限、福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻の合同ゼミでは、元メジャーリーガーで現在野球解説者として活躍中の上原浩治さんをお招きしての特別講義が行われました。
これはNHKが番組関係者を講師に、全国の大学で講演会を実施しているもので、スポーツに係わる仕事を志す学生たちが多い健康スポーツ福祉専攻の学生たちに向け、上原浩治さんに講演いただけたらとお願いをし、実現の運びとなりました。
講演は、NHK沖縄放送局の寺内皓大アナウンサーがインタビュアーとして進行、上原さんにプロ野球選手を志すまでの過程についてや、現在の野球界についてのお話を伺いました。
上原浩治さんは、現役時代に第1回ワールド?ベースボール?クラッシック(WBC)で日本の初制覇に貢献し、メジャーリーガーとしてボストン?レッドソックスをワールドチャンピオンに導いた実績があり、現在もNHK「サンデースポーツ」やTBSテレビ「サンデーモーニング」で解説者として活躍されていますが、高校時代はレギュラーに選ばれずプロ野球選手を目指していなかったことやその後のきつかった浪人時代の話、体育教師を志していた大学時代のこと、プロになってからの上原さんのお話に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。
講演の最後の質疑応答では、メンタル面でモチベーションのあげかた等について学生から質問がおよび、練習に変化をつけることや目標設定の工夫等について上原さんからアドバイスを聞くことができました。
講演の最後に上原さんは「後悔だけはしてほしくない。過去は変えられないからどんどん前へ進んでいくことが大切」と学生たちにエールを贈ってくれました。
講義の模様はNHKの夕方ニュースで放送されるほか(6月29日18時10分~)、沖縄大学ホームページの「17歳へ」企画に今後記事を掲載する予定です。
上原浩治さん
講演後、山代寛学長と大城貴之学生部長らとの懇談の様子