<公開授業開催報告>国際開発とSDGs 前期で学んだ成果の発表会
7月25日(火)、「国際開発とSDGs」(玉城直美先生)の講義では、前期の15 コマ分の学びを学生が総括し、SDGsの目標達成の視点から社会課題解決に向けた提案の発表を行いました。
学生たちは9チームに分かれ、調査結果や提案内容をパワーポイントにまとめ発表しました。雇用問題の改善のために学生が労働基準法を学ぶことの重要性やアンコンシャス?バイアス(無意識の偏見や差別)について知ること大切さ、外来種の捕獲方法が確立されていない現状、外国ルーツの子供達の教育支援のための外国人向けガイドブックの作成と配付の提案など、学生目線で調べて考えたことについて提案や報告が行われました。今回は、県内マスコミの記者や沖縄県SDGs推進室の担当者、琉球大学の教員、那覇市議にもゲストで参加、日頃取材活動を行っている記者の方からも「ネットで調べるだけでなく、現場に実際に行って話を聞いたり、アンケートを実施するなどしていて、しっかりとした取材ができている」と講評をいただきました。
発表を見守った山代寛学長からは、「SDGsを通して身近な社会課題に気づき、主体的に学び、地域に飛び出して調査やインタビューを行い、解決に向けた提案をまとめた学生の発表は素晴らしかった。『地域をキャンパス』にした主体的な学びを通して学生が大きく成長した。」とのコメントも寄せられました。
【公開授業】 国際開発とSDGs 前期で学んだ成果の発表会
日時:2022 年7月25日(火)13:00~14:30
学生の発表テーマ
1.戦争とフェアトレード~視野を広げることで救える命があるかもしれない~
2.労働問題、大学生アルバイトの実態から
3.外国をルーツに持つ子どもの支援
4.なんくるならんよ!ヤングケアラー問題~みんなで知って明るい未来へ~
5.交通渋滞解決への第一歩
6.学校制服の選択と社会での身だしなみ
7.アンコンシャスバイアス、無意識の偏見を乗り越えよう~全ての人が生きやすい社会に~
8.沖縄大学外来種対策本部~沖縄に生息する外来種の危険性と対策について~
9.今一度調べて欲しい奨学金制度~リアルな声~