８月３１日、本学卒業生の山城智二さん監督作品「ファニーズ」の試写会が那覇市で開催され、山城さんの旧友でもある大城貴之学生部長や棚原勝也同窓会会長も参加し鑑賞しました。

ストーリーは、山城さんの兄で本学卒業生である山城達樹さんの人生をたどるドキュメンタリー映画。沖縄大学在籍時代にサークル「FEC」を立ち上げ、芸人の道を切り開いていった達樹さんは、人気絶頂のさなか26歳の若さでこの世を去ってしまいます。兄の生涯をきちんと残したいと山城さんが脚本や撮影、編集、ナレーションまでも手掛けた長編作品は、お笑い団体「FEC」の30年の歴史や沖縄のお笑い界について、そして生活の中にお笑いがある沖縄の魅力を改めて感じることができる、笑いあり涙ありの感動作品となっています。

「まずはやること、そして続けること」、山城さんが兄から会社を引き継ぐときに、心に留めていた言葉として紹介されています。多くの人に命の大事さや、今を一生懸命頑張って生きることを感じさせてくれる作品でもあります。

映画の中には、沖縄大学での撮影シーンもあり、旧友の大城貴之部長は当時の学園祭等の写真提供を行いました。映画館に足を運ぶのはポニョ以来15年ぶりだと話していた大城貴之部長は、「大学時代の親友、山城智二の監督映画ということで楽しみに来ました。改めて彼の人間性や大きさを感じました。これからも応援していきたいです」と話していました。

是非多くの人に御覧いただき、県内外へとファニーズ旋風が巻き起こることを期待しています。

映画は9月8日公開です。