管理栄養学科卒業生がんばっています パートⅡ
管理栄養学科1期生たち、大学での学びを活かして社会人として頑張っています。
今回は友愛医療センター栄養科に就職した名嘉紫音さんを紹介します。
名嘉さんは4年次の病院実習で、同センターにて臨地実習を行い、病院の魅力を感じて就職活動を励み、見事4月から採用されました。現在のお仕事のこと、そして目標などについて伺いました。
名嘉紫音さん(2023年3月卒業)
現在のお仕事について
就職して半年が経ち慣れてはきましたが、日々学ぶことが多く、毎日新しいことを覚えて、実践して、また勉強を繰り返しています。
先月からNST(栄養サポートチーム)で支援が必要な患者さんを担当、多職種の方々と情報を共有しつつチームで栄養のサポートをしています。NSTカンファレンスでは患者さんの状況をきちんと把握して医師や他職種へお伝えするように努めています。また、病棟ごとに入院患者さんの疾患や状況が違うので、それぞれに対応した食事療法や経管栄養について理解し栄養管理ができるようになりたいです。
管理栄養士になれて本当に良かったと感じています。患者さんに栄養指導を行ったあとに「ありがとうね」とお礼を言われると、このかた栄養の支援ができてよかったと嬉しく仕事の励みになります。
そして、管理栄養士になる夢が叶ったことについては、親にとても感謝しています。高校時代から私の夢を応援してくれて、大学進学についても支えてもらいました。病院の管理栄養士になれたことで、ひとつ親孝行ができたのではないかと思っています。
今後の目標について
大学時代は、急性期医療に携わる管理栄養士を目指し管理栄養士が経験を積んで取得できる癌認定管理栄養士資格の取得を目指していましたが、就職し、糖尿病や腎臓病の患者さんが多いことを知り、現在はその分野についてもっと学びたいと考えています。
後輩へメッセージ
4年生は、国家試験対策等で大変な時期ですが、勉強したことは将来必ず役立ちますし、やれるだけやったら必ず結果はついてきます。国試対策は、一人ではなく友人と一緒に勉強し、難しい分野を覚えないといけないときは、歌に変えて暗記をして、友人と一緒に乗り越えました。今は大変だけど頑張って下さい。