2023.12.05#地域連携
『障がい理解を深める絵本の読み聞かせ』吉村ゼミ(こども文化学科)
12月5日、こども文化学科吉村壮明先生のゼミ生が、はごろも小学校(宜野湾市)で読み聞かせ活動を行いました。
吉村ゼミ(現3年次)では、障がい理解を深める活動として『ぼくのおとうとは機械の鼻』という医療的ケア児の絵本を県内の小学校へ配布する活動をスタートさせます。絵本の内容に感銘を受けたゼミ生が、県内の小学生に広く周知できればと、絵本を求め、北海道の出版社に問い合わせたところ、学生たちの想いに賛同してくださった出版社より、販売できない(日焼けや折れ等)絵本を約45冊、吉村ゼミに寄贈いただき、絵本の配布活動を行うこととなりました。これまでにインターンシップ先や教育実習予定校へ寄贈していますが、この日は、学生が住む地域の小学校で読み聞かせ活動を行いました。6年1組、2組、3組?4組合同クラスの3クラスにゼミ生2~3名一組で読み聞かせを行い、絵本を寄贈しました。
短い読み聞かせの時間でしたが、学生たちの一生懸命な読み聞かせや障がいについて偏見をなくして理解を深めてほしいという想いに、児童たちは真剣に聞いていました。
また、学生たちの活動がきっかけとなり、廃盤となっていた絵本の再販が決定したそうです。