1月19日、那覇市を含む15の市町村で構成される南部圏域自治体職員政策形成セミナーの研修報告会が本学で開催されました。
沖縄大学と南部広域市町村圏事務組合では「地域共創?未来共創の大学へ」を理念とする本学の知的資源等を活用し、より質の高い効果的な研修事業の実施を通して、南部圏域における広域的な政策課題等に対応し得る人材の育成を効果的に推進することを目的とし、連携協定を結んでいます。連携協力の一環として行われている研修事業は、9月から6回の日程でイノベーションをおこす仕掛けをテーマに崔珉寧先生の講義、地域を見つめ直す視点や手法をテーマに豊川明佳先生の講義、ワークショップを実施し、本日の報告会となりました。

2つのグループにわかれ、南部圏域の振興発展のあり方をテーマに発表がなされ、沖縄観光の交通政策として空飛ぶ車導入についてや宝くじを活用した離島の人口減少対策案などが提案されました。空飛ぶ車は世界中で実証実験が行われていて昨年、伊平屋村でも飛行実験が行われたそうです。
報告会に参加した学生からは、空飛ぶ車の安全面への質問や現在の課題への改善策についても質問が寄せられていました。
自治体職員の希望、夢ある報告に未来の沖縄が楽しみとなる報告会となりました。