アレン奨学会沖縄（宜野座映子代表）が主催する報道写真家石川文洋さんと巡るベトナム平和研修が今月３日から５泊６日の日程で行われ、その報告会が10日、本学で開催されました。

今回の研修には大学生と高校生6名が派遣され、本学からは経法商学科3年次の我如古芹璃さんが参加しました。学生たちは枯れ葉剤による障がいを負った人たちのリハビリ施設や戦争博物館の見学だけでなく、ホーチミン大学の学生等との交流の様子を報告し、平和について考え、平和を守り続けていくためには、どのように後世へ伝えていくかを感じた6日間だったと感想を述べていました。

今回の研修旅行で2000枚の写真を撮影した石川さん、そのなかから100枚の写真が紹介され、ベトナム戦争を最前線で取材し、ベトナムの復興と発展を60年にわたって写真に映してこられた85歳の石川さんが伝えたい平和への想いが語られました。