現在、管理栄養学科4年生は、1週間の臨地実習がおわり、3週間の実習前の準備期間、夏休み期間の実習が終わると卒業研究や国家試験対策などを控えています。7月29日、管理栄養学科國仲小織先生の講義（栄養総合演習Ⅰ）では、3人の卒業生をお招きして、現在のお仕事についてや臨地実習、就職活動、国家試験対策について、お話しいただきました。

2期生の宮城航さんは現在那覇偕生園に就職、管理栄養士として利用者への献立作りなどの業務に携わっています。今回は臨地実習の心構えや国家試験対策の勉強方法については実際に使っていたノートを紹介しながら説明いただきました。宮城さんは昨年の実習先が偕生園で、その縁が就職に結びついたことから、これからはじまる実習期間も将来につながる一歩なので有意義な時間にしてほしいと話てくれました。宮城さんの上司で、今年度も本学学生の実習受け入れを担当してくださる具志堅由起子さんからは、今後実習に入る学生へのアドバイスや国家試験の勉強方法について、またストレスをどう対処するかなどもお話しいただきました。また先日実習を終えた4年生が考案したフレンチトーストレシピが今後活用されるとの嬉しい報告もありました。

また、1期生で日清医療食品に就職し、現在は晴明病院（糸満市）で管理栄養士として22名を率いるチーフ業務を担当されている金城りんかさんもお仕事内容や国家試験対策についてお話しくださいました。金城さんは、15年分の過去問対策をしたことなど、高得点をとり国家試験を合格されたそうです。同じく日清医療食品（沖縄支店管理部）に就職した比嘉謙さん（2期生）は、大学時代を振り返り、管理栄養学科は他学科と比較すると忙しいく感じたけれど社会人と比較するとまだ時間はあるので、自分で時間をつくり、大学生活を謳歌してほしいと後輩へエールを贈ってくれました。