2024.10.04#その他
『島根県の高校生と沖縄の基地問題について語る』こども文化学科 須藤ゼミ
10月4日、沖縄に修学旅行で訪れている島根県の高校生が沖縄大学を訪れ、こども文化学科須藤義人先生のゼミ生9人と沖縄の米軍基地問題について理解を深める交流会を開催しました。
3泊4日の日程で沖縄を訪れている島根県立大東高等学校2年生63人は、那覇軍港の移設予定地の浦添西海岸や嘉数高台公園等を見学し、沖縄の抱える課題について学びその後沖縄大学で学生との意見交換会を行いました。大東高等学校では毎年平和学習への取り組みを行っているそうです。交流会では、はじめに沖縄の現状についてや基地があることでの影響などについて学生が状況を説明しました。会の後半では修学旅行を終えた後も基地問題や沖縄に関心を持ち続けられるかについて議論がおよび、それぞれの考えを発表しあっていました。
沖縄国際大学にヘリが墜落したことをはじめて知ったと話す高校生、住宅地の真ん中にある普天間基地の危険性についてもっと県外のメディアは報道すべきではないか、日米地位協定に多くの課題を感じる、など沖縄の基地問題を自分事として向き合えるようにしていきたいと発表する生徒たちの真剣な表情に、沖縄に住んでいても基地問題に関心がなくなっている現状もあるので、自分たちも関心を持ち続ける努力をしていきたいと学生たちも再認識したようでした。