11月21日、福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻の中山先生のゼミでは、琉球コラソンGMの石田孝一様をお招きした特別講義が行われました。

琉球コラソンは沖縄県を本拠地とするハンドボールのクラブチームですが、小中高校生を対象としたハンドボールクリニックの開催をはじめとする子供のサポート事業や児童養護施設、障がい者施設へのサポート及び貧困問題解決を目指した取り組み、社会課題解決型のビジネス組織「コラソンビジネスクラブ」の運営など、日本ハンドボールリーグでの対戦以外にも地域に貢献する活動に力を入れていることについてお話しいただきました。

また、琉球コラソンが学生にスポーツマネジメントの経験ができる場を提供したり、琉球コラソンとのつながりのある企業と学生をつなぐマッチングの場をつくっていくなど、琉球コラソンと沖縄大学が連携することで、それぞれの課題解決につながる取り組みができる可能性があることを語っていただきました。

中山ゼミの学生からは、琉球コラソンの認知度及び試合の観戦状況など、沖大生を対象としたアンケートの調査結果について発表があり、ハンドボールに関心を持ってもらうための取り組みや集客のアイディアを考えるグループワークが行われました。

今後、中山ゼミでは琉球コラソンの協力を得て、スポーツビジネスを学び、課題解決に向けた活動を行っていく予定です。