2021.04.22#イベント
第575回『コロナ禍だからこそつながろう!子どもと遊び』が開催されました
2021年4月17日、第575回土曜教養講座「コロナ禍だからこそつながろう!子どもと遊び」が開催されました。
登壇者は琉球大学教育学部准教授 岡花祈一郎氏、うるま市こども部こども未来課課長 上運天健氏、ももやま子ども食堂 菅原耕太氏、コスモストーリー保育園園長 天願順優氏、みどり町児童センター館長 山城康代氏、沖縄大学地域研究所 副所長 山野良一の6名、そして司会を国場児童館館長 山崎新氏が務めました。
行政、専門家、子どもと直接関わる現場からの様々な視点を交えた意見交換?発表の場となりました。今回は122名の受講申込みがあり、後半約1時間は視聴者の方々から寄せられた質問に応えていきました。
3時間半の長丁場ではありましたが、視聴者の方々から第二弾を希望される声が挙がっています。
■視聴者からのご感想
- 遊びを保障するということについて、保護者にも行政にも訴えていかねばと思います。(40代放課後児童クラブ)
- とても、幅の広い学びになりました。(30代保育所)
- 3時間半の長きにわたるオンラインイベントに参加するのは初めてでしたが、最後まで集中力が途切れたり飽きが来たりすることが全くございませんでした。ありがとうございました。(50代一般)
- 「コロナ禍だからこそ」というお話のなかにも、子どもに向き合う本質的な視点を改めて触れる機会となりました。「意味のない時間?遊び」の大切さ、改めて「意味のないことに意味づけることに絡め取られること」といった岡花先生のコメントをいろいろ考えています。考えるほどにループすることと感じて答えを見いだしづらいとも思いますが、ひとまず「考え続けることが大切」として捉えておくとよいとも思いました。その他、各方面の具体的な実践も拝聴でき、今後の刺激となりました。ありがとうございました。(40代地域住民)
- 那覇市内の公私連携型認定こども園に勤務しています。今回の講座、大変興味深く拝聴しました。こども園(3?5歳児)で関わる子ども達以外の、子どもを取り巻く県内(那覇市以外)の状況を知る事ができました。また、コスモストーリー保育園さんの保育実践がとても参考になりました。今後も継続してお話しを伺えると幸いです。高山先生と子ども達のコラボ配信実現も楽しみにしています!パネリストの皆さまの、和気藹々和やかな雰囲気がとても良かったです。(40代)
- 資料をダウンロードできるようにしてほしい。(20代学生)
- 本日は素晴らしいお話を聴かせて頂きありがとうございました。子どもの遊びの場が失いつつある社会、外で遊ぶ事も失われていくのかと思うと、これからの子ども達に私達大人がどう関わって、どう環境を作っていくのか真剣に考えてあげなくてはいけないですね。子どもの声を、社会全体が聴いて頂ける環境作りを、微力ながら共に創り上げていけたらと思います。(40代保育所)
- 現場の方からは「行政がもっと…」っという声が多いと思います。今回、行政の方も大変だったということが、上運天さんの柔らかいお人柄のおかげで、嫌味なくお伝えできたのではないかと思います。 それぞれのお立場の方が、同じ場でお話する機会はなかなかないので、場を設けていただけたこと、企画してくれたこと、ありがとうございます。 菅原さんの、子ども達が遊んでいるのをみてニヤニヤする気持ち、ナイスです! 気持ちに余裕をもって、色々な視点でこども達がわくわくドキドキしながら遊べる環境、時間、場所、方法等を一緒に考えられるってステキな場だと感じました。 準備、企画、開催、おつかれさまです!(40代)
- 行政、様々な事業所の取り組みを聞かせて頂き改めて、子どもにとって遊びの大切さを学ぶことが出来ました。(50代放課後児童クラブ)
- コロナ禍の下で子ども達のために奮闘しておられる各現場の方々の努力を知りました。(70代)
- それぞれの現場での取り組みや工夫が知れてよかった。 遊びの大切さを伝えていく上で、価値や意味があるから、だと、結局価値や意味のあるものじゃないと必要じゃなくなるという矛盾が生まれてしまう、という意見が印象に残った。(20代子どもの居場所)
- 子供教育に関する専門的で深いお話を聞くことができ、大変勉強になりました。 具体的には、「遊びの大切さ」、「遊びを通じて、こういう事が見えたよ」と表面的な部分でなく、本質的な部分を見出す視点の大切さや、「自由と選択」というワードに対して、選べない子を気に掛ける視点の重要性について等、多くの事を学ぶことができました。 今回、貴団体の社会貢献活動にとても感謝しています。ありがとうございました。(40代一般)
- 登壇者の皆さんの熱量がすごく伝わってくる講座だった。コロナ禍においても行事等やることを前提に工夫するという姿勢に感動した。まだ先が見通せない中にあって、より多くの関係者に周知したい内容である。(50代)
- 保育関係の講座は、あまり聴く機会がないので、大変貴重でとても勉強になりました。特に今回良かったのは、研究者だけの講座ではなく、保育現場の方々が、数名いて、内容もリアルで、深く学ぶことが出来ました。(40代)
- コロナ禍の子ども達の遊びについて気になっていたので、色々な方から話を聞けて良かったです。コロナが流行って、子ども達の遊びが制限され、感染症対策をしながら、工夫して遊ぶことが必要になったことが分かりました。子ども達は、アタッチメント、くっつくことを必要としていますが、感染症対策で距離を取ることが呼びかけられ、不安と葛藤があったことに共感しました。ももやま子ども食堂の菅原さんの子どもに「お尋ねし続ける」という言葉が印象に残り、子ども達をみるだけではなく、自分から働きかけることを意識していきたいと思いました。お話ありがとうございました。(20代学生)
- コロナ渦中で対応に柔軟さを求められる中、大変参考になりました。ありがとうございます。(30代子どもの居場所)
- コロナ禍の中で、どのように保育活動をされているのかが知りたかった。様々な考え方を拝聴する事ができました。ありがとうございました。(40代)
- 子どもの代弁者として素敵な実践をされている方々の報告はとても参考になりました。行政の方の参加も画期的で八方美人ぶりが現場にとってもたいへん心強いと感じました。ただ居ることで良いという場所が子どもたちに用意される重要性を改めて再認識しました。(50代放課後児童クラブ)
- 保育所、児童館、行政等、それぞれの立場からのお話しが聞けて、良かったです。(40代)
- 都合で3時半までの参加でした。岡花先生の分析の視点が大変参考になりました。また、うるま市の放課後児童クラブの運営システムに大変興味を持ちました。(50代放課後児童クラブ)
- コロナ禍の中、公園でお弁当を広げて子ども達が楽しそうな光景を久しぶりに見られて、 感動したねですが、当たり前にできた事ができない中で、どう過ごせばいいのか、すごい お勉強になりました。ありがとうございます。(50代一般)
- とても勉強になりました。子ども達の笑顔の為に自分にできる事をやっていきたいと思います。(30代)
- コロナ禍になかでの子供の育ち、心情を大切にしながらの子育ての工夫が感じられました。(60代保育所)
- 時間は長かったが、とても面白かった。 コロナとどう共存し、子どもの遊びや居場所を担保していくのか、などとても興味深い話が多方面から聞けて参考になった。 話の中にもいくつか出てたが、子どもの権利についてもっと議論していく必要と、その権利をどう地域や施策などに落としていくのかも重要だと思った。 企画も大変だったと思いますが、お疲れ様でした。(30代子どもの居場所)
- コロナだからこそのの取り組み方 参考になりました(40代保育所)
- コロナ禍の中、やはり気になるのが日々の遊びや子ども達の関わり方です。他園の情報をお聞きしながら、実践できる内容もあり参考にしたいと思います。(60代保育所)
- 長時間でしたが楽しんで参加できました。(30代保育所)
- 内容が充実していて飽きさせませんでした。運営もスムーズでした。(60代)
- いろんな分野からの先生方のお話を拝聴していよかったです。(70代保育所)
- 各施設の取り組みや難しさ等、現状を知ることが出来て良かったです。(30代児童館)
- コロナ社会の中で「遊び」というものは、すぐに切り捨てられるものだなと思いました。しかし、子どもにとって遊びとは生きていくために必要不可欠なものであるとも知ることができ、今後考えていきたいテーマになりました。(20代学生)
- いろいろな立場の方から、様々な取り組みの報告を聞け良かったです。コロナ禍は、まだ続きそうなので、行事の持ち方や遊びの工夫等、ヒントがもらえました。「子供の居場所の感染症ガイドブック」の紹介もしていただきありがとうございます。(60代保育所)
- 新型コロナ感染対策の状況下で、子供たちが仲間と遊べる方法を探る考えを学んだ。(60代放課後児童クラブ)
上運天健氏 山城康代氏
天願順優氏 山崎新氏
岡花祈一郎氏 菅原耕太氏
山野良一副所長