2021.10.05#イベント
第578回土曜教養講座『大切な人を最期に看取ることー終末期ケアを考える』が開催されました。★YouTube動画有り
2021年9月25日、第578回土曜教養講座「大切な人を最期に看取ることー終末期ケアを考える」がzoomウェビナーにて開催されました。
登壇者は、飛騨千光寺住職 大下大圓氏、サバイバーナースの会「ぴあナース」代表?看護師 上原弘美氏、中頭病院勤務?緩和ケア認定看護師 金城ユカリ氏、司会は本学副学長?医師 山代寛が務めました。
県内だけではなく他県からのご視聴も多く、また幅広い年代のご参加があり、関心の高さがうかがえるテーマでした。
■視聴者からのご感想
- ホスピスでボランティアをしているので、このテーマにはとても興味がありました。スピリチュアルケア師という有資格者の存在を初めて知りました。ぜひ沖縄大学で資格取得できるように講座を開設していただきたいです。 (60代一般)
- スピリチュアルケアというものを初めて知って、とても勉強になりました。(10代学生)
- とても興味深く拝聴しました。(60代一般)
- 講座に関係ない人の名前を出し困らせてしまいすみませんでした。 今回の講座ではスピリチュアルがどのように死生観に繋がるのか、何故自分なりの死生観を持つのことが重要なのかを知ることができました。また死生観を持ち死に向き合うことは、生に向き合うことにも繋がるのではないかと感じました。このような講座を開いていただきありがとうございます。(20代沖大生)
- 自分との向き合い方にも、仕事でも活かしていきたいと思いました。これから生きていく上でも心に留めておきます。(30代一般)
- とても興味があるお話ありがとうございました。あっという間に時間が過ぎてしまいました。大下先生の話、とても分かりやすかったです。もっとご縁を深めていきたいなと思いました。(60代一般)
- 死生観と感性の育て方を考えさせられました。(70代)
- 緩和ケア認定がそれぞれ死生観の違う患者さんと関わる大変さを改めて感じました。 そして本当に親身になって関わっているのを強く感じました。全ての人に当てはまる正解はないと思うけれども、その中で何が出来るか考える大切さを気付きました。(50代地域住民)
- 親が高齢になってきたので、今後に役立つのではないかと思い受講した。参考にしていきたい。(50代一般)
- 今後の自分の取り組みを考えるのに大変参考になる講座でした(50代)
- 終末期について、本人やご家族はどのような気持ちを抱いているのか、また専門職はどのように寄り添っているかなど学ばせていただきました。 何とかして助けなければならない?役立たなければいけないと思うのではなく、本人の気持ちを聴くこと、側にいることもケアになるということが印象的でした。 自分自身はまだ学生なので相手に寄り添うということは難しいと思ってるのですが、これから感性を高めていければと思います。(20代学生)
- 大変深い内容でした。受講させて頂いてありがとうございました。(60代一般)
- 死生観を養うことの大切さを痛感するご講演でした。貴重なお時間を与えてくださりありがとうございました。(50代)
- エリザベス キューブらロスの「死ぬ瞬間」の本の内容を思い出しながら聴いていました。 受け入れるということ、感性を磨くということ、答えはその人の中にある。普段解っていても、自分んてどうなんだろうと基本にかえる、振り返る。いつも学ぶ姿勢が大事!と、自分自身を振り返りながら参加させていただきました。ありがとうございました。(60代一般)
- 大圓先生の講義はとてもわかりやすく、仏教の教えも少し知ることができてよかった。先生方のお話はせっかくなので質疑応答ではなく、何かテーマをもってシンポジウムのかたちで行ってもよかったのではと思った。ナースの方がそれぞれにエンドオブライフケアへの思いがある方々だったので、もっと話を聞きたかった。 司会の先生が患者の存命中には家族のケアはやってなかったと言われたがナースと医師の大きな違いだなと感じた(善し悪しではありませんよ)。(50代)
- 大変興味深い内容の講座を沖縄で開いて下さり感謝します。(50代)
- 両親の最期を考える良い機会になりました。(40代一般)
- ぜひ沖縄大学でも、ユタなど沖縄の宗教文化に合ったスピリチュアルケア師や臨床宗教師を育成するコースを設置してほしい。(50代一般)
- 感性を高める瞑想など勉強になりました。(40代)
- 大下先生の患者さんに対する寄り添い方にとても感動しました。死への考え方が変わりました。ありがとうございました。(40代一般)
- エンドオブライフにおけるスピリチュアルケアやグリーフケアなどスピリチュアルケア師、臨床宗教師の役割なども含め学びを深めることができました。何かしてあげようとか、結果を求めようとか、空気を読まないで「空っぽ」にして向き合う。共にあり続けることの大切さを学びました。ありがとうございました。(50代一般)
- とても有意義な内容でした。看護師お二人がとても苦しんでいる様に感じました。大下先生のおっしゃる様に成長の過程なのかもしれませんが、もっと楽になって頂きたいなぁと思いました。ケア フォー ケアギヴァーですね。(50代一般)
- 人生の最後を送る方々に向き合うことは、事の重さから身構えてしまうかもしれません。今回の公開講座はそのような中に一歩踏み出していく大きなヒントが多くあったと感じます。コロナ禍がおさまった後は、是非、対面式で拝聴したいと思いました。(50代一般)
- スピリチュアルケアの基本的な考え方から教えていただき大変参考になりました。(50代一般)
- 大下先生と現場の看護師さんとのリアルな臨床現場での話、生の声、気持ちを聞けて良かった。(50代学生)
- 現在、クリティカルケア領域における終末期患者の家族看護について研究しているため、本日の講座から家族ケアへの示唆が得られるかと考えて参加しました。経験からの知見などたくさんのことが学べました。患者?家族との距離感を保つことも必要なんだと改めて感じました。ありがとうございました。(50代)
- 自分のケアを振り返る機会になりました。(50代一般)
- スピリチュアルケアについて詳しく学ぶ機会となりました。ありがとうございました。(40代一般)
- 登壇者の方々の生の体験、エピソードが聞けて大変勉強になりました。今後、ますますグリーフケアのニーズが高まると思われます。(40代一般)
- 寄り添うの意味を間違って解釈していたことに気づきました。やってあげようの意識が強く、相手の思いを優先することが大事だと改めて方法と共に気付かされました。(50代一般)
- 患者さんに、何かしてあげよう、しなくては、では無く、空っぽで接する。すると、患者さんの方から言葉を発する事もある。学びました。(70代以上一般)
- 大圓先生のご講義は何度聞いても勉強になります。 今回もとても楽しく聴かせていただきました。(50代)
- とても貴重なお話をきくことができました。沖縄県内の現状について、もう少し詳しくきくことができたらいいなあと思いました。 また、個人情報に係ることが多いと思いますが、簡単に事例をお話されていました。老婆心ながら、当事者の方々の了承は得られていたのでしょうか?かなりリアルなお話(しかも死に対してネガティブな印象)だったので、聞く側としてはありがたかったのですが当事者の方が参加されていたら嫌な思いをされていないかなと気になりました。(わたしも元当事者の立場にいましたから。)(40代地域住民)
- お看取りへの関わり方やグリーフケアについて、学ばせていただきました。 今後の活動に活かしたいと考えます。(50代一般)
- 答えは相手が知っている??という言葉が印象に残りました。たくさんの学びがありました。ありがとうございました。(60代一般)
- 看護師として大下先生の講座は以前参加させていただきました。 今回は余命宣告された父の在宅の看取りの準備として、タイムリーに上原弘美さんのフェイスブックから知り、家族としとの視点から参加しました。 自分は看護師で頑張って、父の看取りまでみようと思っていましたが、最期はプロの力を借りて家族としと看取ることが良いなと学びました。また、葬儀の時は家族葬であってもお別れの言葉告げる時間を作りたいと思います。 また、その経験を スピリチュアルケアを看護に生かしていきたいと思いました。 上原さん、金城さんの現場での試行錯誤 自分と向き合う気持ち 素直に話していただき凄くよかったです。 これからも地域は違いますが 繋がっていきたいと思いました。 (50代一般)
- 講義の内容が豊富でした。 看護師の方はお二人ともご自身の経験を語ってくださいました。多忙な中でいかに終末期ケアを提供すれば良いか、人材育成の観点からみた質問の回答は、金城さんが納得されたかどうかが気になりました。(50代一般)
- 瞑想の大切さを再認識しました。看取ることの重要について深い学びになりました。(70代以上一般)
- 生きる意味をもう一度確認する大変有意義な研修でした。(70代以上)
- 看取りについて、宗教観を超えたスピリチュアルを学ぶことができました。 死を感じる恐怖は、まだ未体験であるだけに、計り知れません。 対人援助の職に就いておりますが、私を迎えようとしている方々に、どんな関わりがいいのか、この公開講座を機に、自分なりに考え、関わって行きたいと思いました。 ありがとうございます?(40代一般)
- 看取りの講演は今までも聞いた事がありますが、スピリチュアルな部分から大変分かりやすく、腑に落ちてくる場面がたくさんありました。 先生の御人柄や語り口が柔らかく、具体性があり更に次回にも聞きたくなりました。(50代一般)
- 遠隔での質問もたくさんあって、時間が足りない、もっと大圓先生の話をお聞きしたいと思いました。基調講演やシンポジウムにあったように今後、沖縄スピリチュアルケア研究会との連携、沖縄大学での新しい社会人向け講座などの可能性や、ぴあナースの資格認定講座の模索、総合病院における後継者育成の流れにもつながれば嬉しいです。大圓先生には沖縄や沖縄大学のことを気にかけてくださっていただいたのも嬉しかったです。12月に大圓先生の研修会も提案があり、楽しみです。相談援助職を目指す学生さんに限らず、もっとたくさんの沖大生の参加があればよかったなあと思いました。(60代)
- 分かりやすいお話しで、またそれぞれの方の経験談にも触れられて、とても良かった。(60代)
- 毎回の案内有難う御座います。寄り添う支援が何よりなも大切だというこがわかりました。 実母も85になります。何を望むのかしっかりと聴き取りたいと思います。(40代一般)
- シンポジストの方々が様々な感情を抱きながら、それでも日々がん患者さんのためにとケアし、その方の最善を考えておられるんだと感じました。(50代)
- 終末期を迎えている身内との関わり方について大変勉強になりました。(50代)
- 高齢者を抱える年代になってきましたので今後の為にも参考になりました。(40代一般)
- 緩和ケアに携わる看護師として、最期というゴールまでに逆算し出来る事、希望を叶えるお手伝いをご本人やご家族、友人知人などと共に今後も実践して生きたいと思いました。その中で、ケアする側の死生観や相手を受けいれる事の出来る人間性?器を問われるなぁと思いました。また、自分自身が今を大切に生きる事の大切さを感じさせて頂きました。 このような機会を頂き、貴重な講演となりました。ありがとうございました。(30代)
- 講演は、いくつかの気づきが得られた(60代)
- 今回、「大切な人を最期に看取ることー終末期ケアを考える」に参加を希望したのは、現場で働いていた時に看取りにとっても不安、もっと何かしてあげれたんじゃないかと悩んでモヤモヤして過ごしていた時期があり、終末期の患者さんを受けもつ時に出勤時に足どりが重くなることがありました。自分の死生観をしっかりもって、相手の最期の過ごし方などにもっと話を聞いてあげたら、モヤモヤも不安も後悔も軽くなるなり、患者さんの不安や希望に寄り添えられたのかな。と感じました。現場では忙しくて聞けないことが多いと思うので、スピリチュアルケア専門職がいらっしゃると現場はとても助かると思いました。 死ぬことについては、みんな話したがらないし考えたくないこと。だけど、講演でお話があったように死ぬこと(死生観)から生きることを考えるって難しいけど必要なことだと学べました。 実際に沖縄のお寺などて大下先生がワークショップを開くときは参加したいと思いました。 上原先生、金城先生の体験談のお話しも、患者さん、その家族の思いを実際に学ぶことができました。ありがとうございました。(40代一般)
- 講義聴講に値する。(50代地域住民)
- 題目の通りの境遇にあったのでとても勉強になりました。(50代一般)
- いつかは母とも別れなければならないときが来ると分かってはいますが、死を受け入れることができるか不安でした。少しはその受け入れ方を、学べた気がしています。ありがとうございました。(40代一般)
- 終末期の方への関わり方について学ぶことができました。(30代一般)
- 大下先生のお話が勉強になりました。また、3人で話されたところも、それぞれの立場からの見解がためになりました。スピリチュアルな部分を、憚ることなくもっと普通に話していただきたかったです。(50代一般)